スポーツを愛する磐田市民の皆様、またHPをご覧いただいている皆様、この4月からNPO法人磐田市スポーツ協会の会長となりました髙橋一良です。
　河島直明会長からバトンを渡されました。河島前会長は、9年間会長を務めて下さり、体育協会からスポーツ協会に名称変更された（令和2年）本会をよりいっそうパワーアップしてくれたいわば、磐田スポーツ協会「中興の祖」です。3月31日に職員から花束を贈られ拍手で見送られ退任されました。河島会長、お疲れさまでした。そして有難うございました。
　まだ戦争の生々しさが残る昭和22年に磐田町体育協会として産声を上げたと記録にありますから、今年令和5年で75年の歴史を刻むことになります。歴代の会長、役員、職員の方々がその時代の要請に対応した磐田の体育・スポーツの発展のために努力されて来られたことを思うと、会長職の責任を今あらためて痛感しています。
　現在、磐田市スポーツ協会は事務局をかぶと塚公園内の磐田市総合体育館一階に置いています。会長の席は、事務室の東南の隅にあり、窓から体育館を訪れる利用者の皆様が見え、駐車場の向こうには古代の古墳遺跡（兜塚古墳）の杜がこんもりと繁っています。　
　この地そのものにも長い貴重な歴史が刻まれており、戦時中は通信に関わる部隊、戦後の一時期は現在の静岡農林環境専門職大学の敷地と合わせて静岡大学農学部がありました。そこには、若い兵隊も学生も汗を流し走る運動場がありました。私の中学生時代（昭和40年頃）の記憶には、確かに静大グランドが存在しています。
　スポーツ協会が市内に磐田市から指定管理を受けているスポーツ施設は散在しています。また、磐田市当局を初め関係機関との連携、ジュビロを初めとする民間会社との協力、各地自治会や団体、学校などとの協議お願いなどがあるため、会長や理事長、事務局長らは、足を運びます。だから、会長はいつもかぶと塚にいるわけではないのですが、磐田のスポーツのこと、磐田の選手・チームの活躍の様子、市民の健康スポーツの話題など、その時その時に感じたことをこの「会長ブログ」ページに不定期に書き記してまいります。
　題して『かぶと塚から』です。ぜひお読みいただき、スポーツ協会の行事に参加したり、体育館の各種教室に参加したり、少し汗を流そうか、などと考えて下さる縁（よすが）となればこんな嬉しいことはありません。どうぞよろしくお願いいたします。