国内外の強豪が集う12歳以下の選手に限定したサッカー大会「ジュビロU-12国際サッカー大会2025(一財 静岡県サッカー協会・ 株 ジュビロ)」が、4月2日~4日の3日間にかけて県西部の複数の会場で開催されました。国内・海外から若い世代の少年たちを招くことで、試合や人的な交流のなか、視野を広げ幅広い人格形成やチーム力の向上を目指し、次世代の有力選手を育てています。
今回は能登半島地震で被災された地域との繋がりを大切にしたいという想いから、石川県からもチームを招聘しました。
この大会は前回まで磐田市内を会場に開催されていましたが、より広域的に多くの組織(行政や地域の公的団体、企業、地域に住む人たち)が関わる大会として催すことで、地域の活力を高めるのも狙いです。
スポーツに限らず地域のお祭りや民俗文化、産業など、その継承や次世代への伝承には、担い手不足や若者・子どもの興味・関心離れが課題となっています。SNSやインターネットの普及によるコミュニケーションの変化や趣味・娯楽の多様化、高齢化や人口減少など、要因が複数でそれらが複合的に関係していると考えられています。
各種目のスポーツの特徴や得意分野を活かして、関心がある企業や団体、自治体などがつながり、地域の課題(社会問題)を解決していこうという取り組み「スポーツオープンイノベーションプラットフォーム」が始まっています。球技ではサッカーJリーグの「シャレン!(社会連携活動)」が有名で、1993年のJリーグ発足と同時に地域貢献や社会貢献への活動をスタートしています。
静岡県西部では「ジュビロ磐田」をはじめ、女子サッカー「静岡SSUボニータ」もラグビーチームの「静岡ブルーレヴス」も地域イベント(遠州大名行列・舞車などの参加協力等)や地域産業の振興(農水産物のPR等)などに積極的に取り組んでいます。
県西部という広い地域を盛り上げるためにも、各市町でスポーツを通した地域活性化に取り組み、切磋琢磨しています。そのなかで「スポーツのまち いわた」という地域ブランドイメージがより強固になるよう、磐田市スポーツ協会もその中核としてこれからも活動していきます。
試合結果
1位 | 東京都U-12選抜 |
2位 |
東京ヴェルディジュニ |
3位 | JFAトレセン石川U-12 |
- ■大会の詳細は下記をご覧ください
- ジュビロU-12国際サッカー大会:https://www.jubilo-iwata.co.jp/u12-juniorsoccer2025/
- Jリーグ社会連携:https://www.jleague.jp/sharen/about/