|HOME|

■8月18日(日)

真夏の激突!「車椅子ツインバスケットボール大会」

 令和元年8月18日(日)、第15回磐田市長杯 車椅子ツインバスケットボール大会が、アミューズ豊田で開催されました。 この大会は、重度障害者である四肢障害者の車椅子バスケットボールで、日本で始まった競技です。今回は、関東・東海・近畿ブロックから選抜された8チームにより熱戦が繰り広げられました。

  “ツイン”とは、ゴールが2つあるという意味です。通常のゴールの手前に低いゴールが置かれ、障害の程度によってシュート方法が異なります。低いゴールのすぐ横まで行ける赤ハチマキの選手にパスをつないで効果的に得点しようとする攻撃側のチーム、それを阻止しようとサークル手前でブロックする守備側のチーム、車椅子がまともにぶつかり合うシーンは迫力満点で、中には車椅子がひっくり返る場面もありました。

  決勝戦は、前回優勝の神奈川ジャンクスと東京都のホーステールの対戦となりました。 それまでの試合に増してスピートと衝撃の強さが伝わって来る試合となり、激しい点の取り合いとなりました。連覇がかかる神奈川ジャンクスは、第1ピリオドでパスをインターセプトされ、連続失点をしてしまったのが最後まで響き、優勝をホーステールに奪われました。それでも同じ関東ブロックの強豪チーム同士、試合終了後はさわやかな握手を交わしていました。

 そうした中、今回も福祉専門学校の学生や高校のバスケットボール部・中学生など、多くのボランティアが支えてくれました。いつものようにタイムアウト時に選手をうちわで仰ぐシーンに加え、中学生が車椅子に空気を入れるのを手伝うなど、選手の方もボランティアを頼りにしてくれているんだなと思いました。

 今大会を盛り上げていただきました選手のみなさま、早朝からの準備や交通誘導に当たられたボランティアスタッフのみなさま、可愛い声援を送っていただいたキッズチアリーディングの子供たち、本当にありがとうございました。

 また、来年の大会も多くのみなさまのご支援・ご声援をお願いします。

 みなさま、お疲れさまでした。ありがとうございました。

<大会結果>

  • 優 勝  ホーステール(東京都)
  • 準優勝  神奈川ジャンクス(神奈川県)
  • 3位: 3位   京都サンクローズ(京都府)
    横浜レッドブリックス(神奈川県)