平成28年9月3日(土)、リオデジャネイロオリンピックの卓球競技で、男子シングルス「銅メダル」、男子団体で「銀メダル」を獲得した水谷 隼選手と、女子団体で「銅メダル」を獲得した伊藤 美誠選手の祝賀パレード&報告会が開催され、35,000人の市民とともにお二人の快挙を祝いました。
祝賀パレードは、午後1時30分にジュビロードの天平のまち前を出発、磐田市役所までの600mを豊田卓球スポーツ少年団が持つ「おめでとう」の横断幕を先頭に、豊岡南小のマーチングバンドやチアクローバーズ、しっぺい君が盛り上げてくれました。ピンクのオープンカーに乗った水谷・伊藤の両選手は、沿道の市民に笑顔を振りまきながら手を振り、おめでとうの言葉に応えていました。
磐田市役所でのステージ式典では、パレードの興奮冷めやらぬ水谷選手から「このまま時間が止まってほしい」との発言があり、出身地でのお祝いに喜びを感じた様子、伊藤選手も「磐田市の同じ卓球クラブの二人が出場し、一緒にメダルを持ち帰れたことがうれしい」と改めて喜びを噛みしめていました。渡部市長は、「5月の激励会での約束を有言実行で果たしてくれた」と興奮気味に話し、河島後援会長も「パブリックビューイングでの市民の応援が本当に届いてしまった。市民の応援の上に取れたメダル、ここにいること自体が幸せだ」と半ば放心状態で喜びを表していました。
この後、オリンピックなどでの活躍に対し新たに制定された「市民栄誉賞」の賞状とトロフィーが両選手に授与されました。
午後3時からは、場所をお二人の母校である磐田北小学校に移してのメダル獲得報告会、磐田北小の後輩が奏でる「酒井の太鼓」で両選手が迎えられました。
水谷選手は「15年ぶりの母校、この位置は運動会でバトンを落としたところ」と懐かしそうに振り返ると、伊藤選手は「4年前まで私はここにいたのよ」と応戦、会場の笑いを誘っていました。
伊藤選手は「メダルを見せることができてうれしい。東京オリンピックでは、もっといい色のメダル、個人も団体も金メダルを取りたい」と力強く宣言し、水谷選手は「小さい時からの夢であるメダルを取ることができた。でも自分は発展途上、リオでのメダルは東京につながる。東京ではいい色のメダル、金メダルを持って磐田に帰って来たい」と決意を新たにしていました。
その他、磐田北小児童代表によるお祝いの言葉に続き、児童からの延べ1,050通の手紙や花束が贈呈されました。
市民のみなさま、お二人の活躍で卓球競技がメディアなどで注目され、東京オリンピックがますます楽しみになってきました。水谷 隼選手、伊藤 美誠選手が世界の頂点に立てるよう、これからも大きなご声援をお願いいたします。 |