今年度2回目となる、「スポーツ指導者養成講座」が8月25日(火)総合体育館武道場で開催されました。
講師は館 俊樹氏(静岡産業大学 経営学部 専任講師)が務め「動きの効率」〜速く動くための力の抜き方〜の演題で講義を行いました。
動き(よい歩行)には、傷害を誘発しないこと、長く歩けること、早く歩くことができる、などの要素があり、バランスの良い筋肉が求められることが要求されるということです。そのためには、各筋肉の力、各筋肉の協調性、関節の可動域、関節の安定性、それぞれの筋肉の動くタイミングが大切です、と訴えました。
股関節の柔らかさは大切と付け加えた上で、瞬発力、バランス、敏捷性、柔軟性、の向上に普段から務め、自分自身も含め、子供たちへの指導には注意してほしいそうです。
更に、先に開催された、世界陸上(ドイツ、ベルリン)での100M金メダリスト、ウサイン、ボルト選手に触れ、(9、58秒、追い風0,9m ジャマイカ)100mを41歩、スタート時には0.146秒、10m〜20mまで2.89秒、20m〜40mまで1.75秒、40m〜60mまで1.67秒、60m〜80mまで1.61秒、80m〜100mまで1.66秒の驚異的な記録で特にスタートに掛かった時間は北京オリンピックからの大きな成長と指摘、歩幅が2m40cmと大きいのも関節の柔らかさの賜物だと指摘しました。
講座では簡単なトレーニングを交え、効率の良い有意義な講座を受講することができました。