9月6日(土)に開幕する 2008北京パラリンピック競技大会に出場する
新野正仁選手(視覚障害者フルマラソン、豊田加茂在住、51歳)の激励会が23日アミューズ豊田で開催
されました。
新野選手は20歳の時交通事故で両目の視力を失い、浜松盲学校に通う傍ら、マッサージ師の免許を取得し27歳でマッサージ治療院を開業しました。
42歳から走り始め、当時のマラソン記録は3時間37分です。その後全国の視聴覚障害マラソンに挑戦し、10年で日本のトップランナーの仲間入りを果すことができ、昨年11月に開催された第8回全日本盲人マラソン選手権大会(兼北京パラリンピック派遣選手選考会)で2時間49分47秒で第3位となり北京パラリンピックへの代表が決まりました。現在の自己ベスト記録は2時間49分05秒です。
新野選手は「市民の皆様の応援を力にかえて精一杯の走りをしてきます。」と力強く決意を語りました。
上位入賞を期待してエールを送りたいと思います。
マラソン競技は9月17日(水)に北京オリンピックと同じ42,195KMのコースで行われます。
新野選手の伴走者は 木村 悟選手(東京都江戸川区) 岡村 正広選手(御前崎市)が務めます。